令和7年8月20日
会員の皆様
『掌蹠膿疱症 歯科診療の手引き(案)』に関するパブリックコメント募集ご協力のお願い
日本口腔科学会 理事長 片倉 朗
日本口腔内科学会 理事長 里村 一人
掌蹠膿疱症歯科診療の手引き 作成委員会
委員長 杉浦 剛
拝啓
時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、この度、日本口腔科学会と日本口腔内科学会は合同で「掌蹠膿疱症歯科診療の手引き 作成委員会」を設置し、『掌蹠膿疱症 歯科診療の手引き』の作成を進めてまいりました。
ご高承のとおり、掌蹠膿疱症(PPP)および掌蹠膿疱症性骨関節炎(PAO)は、患者様の生活の質を著しく損なう難治性疾患です。これらの疾患の発症・増悪因子として歯性病巣感染や歯科金属アレルギーの関与が指摘されており、治療においては医科と歯科の緊密な連携が不可欠です。しかしながら、歯科領域における本疾患への認知度は依然として十分とは言えず、医科からの治療依頼に対して適切な対応が困難となる場面も少なくありません。
本手引きは、歯科医師がPPP/PAOに対する原因療法としての歯科治療を適切に行い、円滑な医科歯科連携体制を構築することで、ひいては患者様のQOL向上に寄与することを目的として作成しております。
この度、本手引きのドラフト版が完成いたしましたので、内容をより質の高いものとし、広く臨床現場で実用的な指針とするため、会員の先生方からご意見を賜りたく、パブリックコメントを募集する運びとなりました。
つきましては、ご多忙の折、誠に恐縮ではございますが、忌憚のないご意見をお寄せいただけますよう、ご協力賜りたくお願い申し上げる次第です。
何卒、本趣旨にご理解ご賛同いただき、ご高配を賜りますようお願い申し上げます。
敬具
記
依頼事項:『掌蹠膿疱症 歯科診療の手引き(案)』に関するパブリックコメントの募集
対象資料:『掌蹠膿疱症 歯科診療の手引き(案)』
募集期間:令和7年8月20日(水) ~ 令和7年9月30日(火)必着
提出方法:Googleフォームによる提出
https://forms.gle/YU4pdsGcyZycoHNv7
上記のリンクをクリックすると回答ページが表示されます。
問い合わせ先:
日本口腔科学会事務局
担当:渋谷
E-mail: jss-service@onebridge.co.jp